この先もずっと、キミの隣で。

「は?ただで返すと思ってんの?」

真ん中にいた女性が近づいてきて、私の制服のリボンを締め上げるように掴んだ。

私は反射的にぎゅっと目をつぶった。


……怖い。

これから、何されるんだろう。

「返して欲しいなら、柳瀬くんにはもう近づかないって約束しなさいよ」

やっぱり柳瀬のことだ。でも、柳瀬を避けるなんて、今さらそんなことできない。

なにも答えられないでいると、さらに強くリボンが引っ張られた。