この先もずっと、キミの隣で。

この前は、私の上履きが自分の教室のごみ箱に捨ててあった。


また今日も教室にあるかも、と思った私は、二階にある自分の教室に向かった。

教室に入ってごみ箱の中をのぞいていると、後ろから声をかけられた。


「梅原さん」

「えっあ、はい。梅原です」

そこには不敵な笑みを浮かべた、見たこともない三人が立っていた。

そして私が探していたローファーが、真ん中のリーダーらしき人の手にあった。