この先もずっと、キミの隣で。

誰もいない公園のベンチに腰掛けて、静かな時間を過ごした。


「花火大会、麦ちゃんと来れて本当に良かった」

「私もです。本当に楽しかったです」

「また、来年の夏も一緒に見たいね」

……来年。また、先輩と来れるかな。


「……来年の夏も、隣に久野先輩がいてくれたら嬉しいです」


古びた街灯が二人を静かに照らしている。

先輩は私を見つめて優しい笑顔をくれた後、優しく抱きしめた。