2月になり、私は、月〜金曜日までパートに行った。
島崎さんは、家で記事を書く仕事をしていた。

朝ごはんを一緒に食べ、玄関で見送りをしてくれた。夕食も、一緒に食べた。
遅くなる日も、島崎さんは、待っててくれた。
完治してからは、家事もしてくれるようになった。
島崎さんの部屋のベッドをダブルに変え、一緒に寝るようになった。

『こんなに幸せなことがあるのか』
と思うほど、幸せを感じた。

そして、1年後、島崎さんと私は結婚した。
「愛梨を、一生愛します。」
「圭太さんを一生愛します。」
2人は、愛を誓い合った。