骨折から1ヶ月が経過し、ギプスが完全に取れた。
しかし、まだ、完治はしておらず、無理はできないため、仕事と家事は続けた。

しかし、私は思った。
『完治したら、私は必要なくなるんだ!
島崎さんにとっては、腕が治るまでのお手伝いさんだから。』
寂しいような、嫌なような、不思議な気持ちでモヤモヤしていた。

私は、仕事を探すことにした。
求人を見て、派遣会社にも問い合わせて探し始めた。