「気分はどうだ?眩暈や吐き気はあるか?」
今度は脈を取りながら暁斗は矢継ぎ早に聞いてくる。
「はい、大丈夫ですが……私、どうしたんでしょう?」
夢から覚め、次第に意識がはっきりしてきた凛音は病棟の個室のベッドに寝かされていることを認識する。
「君は急に倒れたんだ」
「あ……」
「立ち上がった時に血の気が引く感覚がしなかったか?」
「確かにしました」
水上と話し込んだ後、立ち上がった瞬間に目の前が真っ暗になった事を思い出す。
「気を失っていたのは5分も無い、水上さんが支えてくれたから、倒れる時に頭も打っていないし、どこも怪我は無い」
「そうでしたか……」
彼女のお陰で助かった。今度お礼を言いに行こうと凛音は思った。
「それで、水上さんが助けを呼んでくれて、ここに連れて来てもらったんですね。すみません、ご迷惑をお掛けして」
凛音は謝罪したのだが、暁斗はそれには答えない。代わりに鋭い目つきで凛音を睨む。
「凛音」
「は、はい」
今度は脈を取りながら暁斗は矢継ぎ早に聞いてくる。
「はい、大丈夫ですが……私、どうしたんでしょう?」
夢から覚め、次第に意識がはっきりしてきた凛音は病棟の個室のベッドに寝かされていることを認識する。
「君は急に倒れたんだ」
「あ……」
「立ち上がった時に血の気が引く感覚がしなかったか?」
「確かにしました」
水上と話し込んだ後、立ち上がった瞬間に目の前が真っ暗になった事を思い出す。
「気を失っていたのは5分も無い、水上さんが支えてくれたから、倒れる時に頭も打っていないし、どこも怪我は無い」
「そうでしたか……」
彼女のお陰で助かった。今度お礼を言いに行こうと凛音は思った。
「それで、水上さんが助けを呼んでくれて、ここに連れて来てもらったんですね。すみません、ご迷惑をお掛けして」
凛音は謝罪したのだが、暁斗はそれには答えない。代わりに鋭い目つきで凛音を睨む。
「凛音」
「は、はい」



