深いブラウンの瞳が、真っ直ぐに私を捕らえる。
その瞳からは、本人のチャラさとは裏腹な、キチンとした誠実さを感じる。
私が頷くと、市川はゆっくりと話し始めた。
まず、三咲との関係のこと。
市川と三咲は小学生の頃からの仲だそうで。
当時内気だった市川は、活発だった三咲のおかげで、みんなの輪に入り遊ぶことができたらしい。
「留衣にはなんだかんだ、助けられてたよね〜」
三咲の話をする市川の表情は穏やかで、きっと2人はいい関係なんだろうなって、そう思った。
次に、三咲の体質のこと。
それは小学生の時、急に変わってしまったらしい。
さっきまでとは打って変わって、市川の横顔は真面目な顔付きだ。
