雨降り王子は、触りたい。




三咲なんか、1番苦手で関わりたくないムカつく男に降格してやる。

白い目で三咲を見ていると。



「あー。留衣が女子といる。」

「は、めっずらし!」



2人の男が、三咲の背後から現れた。



「…チカ、銀太。」



深いブラウンのゆるパーマ頭と、短い銀髪の男が三咲の両端に立つ。

間に挟まれた三咲は、はぁ、と大きな溜息を吐いた。