雨降り王子は、触りたい。




ホッと安堵のため息を吐くと、メインディッシュの焼き鮭を口に放り入れる。

と、隣ののえるが何か思い付いたように、パチっと大きく瞬きをした。



「でもさ三咲くん、それって本当に体質なおったのぉ?」

「え……」

「絃は大丈夫かもだけど、他の女子は?試した?」

「いや、それは」



三咲は、膝に置いたオムライスへと視線を落とす。

そして。



「……別にそれで、問題ないけど」



頬を染めながら放たれた言葉に、一同は悶絶した。

私はというと、真っ赤な顔で口をパクパクさせることしかできない。

なんかほんと、三咲って案外ストレートっていうか……!



「もぉ〜三咲くん!惚気ないでよぉ!!」

「いや、そういうわけじゃ」

「こっちまで恥ずかしくなったから、お仕置きだぁ!」



そう、のえるが言うと。