目に涙をいっぱい溜めた、和佳がいた。 「よがっだねえ……」 ……こんな和佳、初めて見たんだけど。 涙が滲んでもメイクがよれていない。さすがだ。 …っていうのは少し、照れ隠しで。 嬉しい。 こんなに喜んでくれるなんて。 私、めちゃめちゃ友達に恵まれてる。 「ありがと」 そう零したのは、三咲だった。 ……なんか、彼氏って感じ。 いい友達どころか、いい彼氏までできて。 そろそろなんか、バチ当たってもおかしくない気がする。 だけど今は素直に受け取ろうと思う。 この、幸せを。