「それの快晴レッドってキャラが私、大好きで。あ、もう初代のアニメは終わってて、今はもう違うシリーズしてるんだけどね。やっぱ私の中では初代が最強っていうか…」
三咲に相槌を打たせる間も与えないくらい早口で喋り続けていると、フリーズしている三咲が目に止まって。
ハッとした私は、すぐさま口を閉じた。
や、やばい…。
「なんか知ってる気する。…ってか喋りすぎ。」
やっぱり、引かれた………?
「ご、ごめん」
三咲の表情を見るのが怖くて、俯くと。
「なんで謝んの。よっぽど好きなんだな」
優しい声が聞こえてきて、私は弾かれたように顔を上げた。
するとそこには、穏やかな表情を浮かべている三咲がいて。
…疑った私がバカだった。
三咲はそんなことで引いたりするわけない。
わかりきっていたことなのに。
