雨降り王子は、触りたい。



だけど本当に、それくらいのことをしてしまったんだと思う。
本人の隠している秘密を、みんなの前で暴くような。

そんなの、1番してはいけないことだ。



こんなとき、快晴レッドならどうするんだろう。

…ハレロハレルヤ……ソラソラルン………

心の中で唱えるけれど、さすがになんの力も湧いてこない。



「………ごめん、三咲」



弱々しい声でそう言うと。



「バーカ。」

「!?」



想像と違う反応に、私は思わず尻餅をつく。

そして目を見開いた。