私は大丈夫だったが、誰かがひかれていた。裕太くんだった。
「裕太くん。裕太くん」
すぐに、救急車を呼び、親の病院に運んでもらった。
 親に事実を話した。
裕太くんは、足の骨折と擦過傷たくさんできたが、命に別状はなかった。

病室に行った。
「裕太くん。ごめんなさい。私のせいで。」
「みゆは悪くない。俺は見てた。
 あいつら許さない。」
「私もいると裕太くんが危ない。
 一緒にいないほうがいいよ。
 私のことはほっといて。」

帰ろうてした。