氷を保健室でもらい、タオルに巻いて持っていった。

「これで冷やして。」
「ありがとう。」
「みゆ、ごめんね。話は、裕太から聞いた。俺たちのせいだ。」
「いや、私は大丈夫です。
 裕太くんごめんね。」
「大丈夫!」
「今度から、俺たちが必ず守るから。」
「私は、大丈夫ですよ。」

それから、教室では、裕太くんが見張ってるし、行き帰りは、3人に囲まれていた。
『護衛がすごいなぁ。姫みたい(笑)』

しかし、それだけでは終わらなかった。