冷めない熱で溶かして、それから。



「少し、特殊で……おもしろ路線と言いますか」

「余計気になりますね。どうせ当日にはわかるんですから、いま教えてくださいよ」


 うっ、確かにその通りだ。
 どうせバレてしまうのなら、いま言っても変わりない。


「その……男女逆転?のカフェで……」

 その提案をしたのはクラスの男の子で、意外にもみんな乗り気だったため、それに決まったのだ。

 男女逆転喫茶。
 みんな男装、女装をするのだという。


「え、じゃあ先輩の男装が見れるんですか?」
「一応その予定で……」

「ふっ、それは楽しみです」


 わ、笑われた……‼︎
 きっと男装なんて似合わないって思われたよ……。