冷めない熱で溶かして、それから。



「もっと堂々とすればいいのに」

「自信がないの……私なんて所詮、遊ばれちゃう程度の女なんだって思うと……」

「あっ、いいこと考えた」
「璃花子ちゃん……?」

「大丈夫。芽依はかわいいんだから、もっと自信持って!」


 そう言って璃花子ちゃんは教室の隅に行ったかと思うと、紙袋から……あの衣装を取り出した。

 そういえば、松野くんもその衣装を着た私を見たいって言ってた……って、えぇ⁉︎


「り、り、り、璃花子ちゃ……」
「早く着る!それであたしにスマホ貸してね」

 璃花子ちゃんが悪い笑顔を浮かべてる……圧がすごい。
 こんなの断れるわけないよ……。