この倉庫いっぱいに人がいて、皆私の方を興味深そうに見ている。
注がれる視線に萎縮しながら秋葉くんの後ろに隠れた。
だって………怖すぎ!
イカつい人がいっぱいいて、その上見られてるなんて。
こんなん初めてだよ!
そう言いたいことをグッとこらえて秋葉くんの服を掴む。
「愛華、大丈夫だから。お前ら、睨みすぎだ。この人は俺の大事なお客さん。ほら、散った散った!」
「「「すみません!」」」
「ひっ」
秋葉くんの言葉にみんなが一斉に謝る。ただそれだけなのに、迫力満点で震えが止まらない。
「愛華、行こうか」
そんな私を見て、何を思ったのか服を掴んでいた手を離させるとぎゅっと優しく握った。
「あ、あ、秋葉くん!?」
「ん?どうした?」
「手、手っ!」
「別にいーだろ?これくらい。減るもんじゃねぇし」
「…………」
そうだけど………。



