………なんなの、この状況。不穏すぎるんだけど。
「あ?誰だ?コイツ」
「あ、秋葉くん………」
その目で睨むのだけはやめてあげて。怖いから。そしてものすごく殺気だっていて、オーラがやばい……。
五十嵐くんは五十嵐くんで物怖じせず、じいっと秋葉くんを見つめている。
「キミこそ誰なんだい?俺は、今から清水さんと帰るんだけど。邪魔しないでもらえるかな?」
「あ゙?なんだと?俺を知らないのか?」
「…………」
なんで2人ともけんか腰なの。
この空気……居ずらい!
「あ、秋葉くん。この子は五十嵐くん。ほら、同じ図書委員の」
「………このヒョロいのが?確かにどっかで見たことあるような……」
ひ、ヒョロいって。
秋葉くん酷くない?
それに、ここでケンカするのだけはやめて。通り過ぎる生徒が怯えているから……。
「秋葉くん、その言い方はなくない?五十嵐くんだって頼りになるんだから。行こ、五十嵐くん」



