クールなイケメン総長さまの溺愛には注意です!


ーキーンコーンカーンコーン。


最後の授業の終了を告げるチャイムが鳴り響く。


今日も無事に授業を乗り切り、後は帰るだけ。うん、と伸びをしてから席を立つ。


秋葉くんの方を見てみると、机に突っ伏して爆睡してる。


今日は一日寝てたなぁ。


あはは………と苦笑いがこぼれる。


このまま起こさないで帰ろう。起こしたら可哀想だし。


そう思って私は帰り支度を始めた。



「愛華、バイバイ〜!気をつけて帰ってね!」



カバンに荷物を詰め込んでいると紅葉が声をかけてくる。



「うん。ありがとう。紅葉も部活頑張ってね!」


「ありがとう〜!」



紅葉は私に向かって笑うとそそくさと教室を出ていく。


さてと、私も帰らないと。


コートをはおり、教室を出ようと歩き出した。


だけど、



「あ、リクエストカード!忘れてた!」



図書委員の仕事を思い出して回れ右をする。