人気俳優に気に入られました

アパートに入った。
「大丈夫！信じてるから。
　ちょっとパニックになったけど。」
「あすかごめんね。不安にさせて。」
「大丈夫！涼太さん見ればわかる。」
涼太さんの目を見て、信じることができた。
嘘の目ではなかった。

「それで、あすか、一緒に住もう。
それで、公表してもいい？
『一般市民と付き合ってます』って。
俺、もう、隠したくない。
あすかにも迷惑かけるかもしれないけど。俺守るから。」
「大丈夫！私は涼太さんとなら何があっても、乗り越えれる。」
「ありがとう。あすか」
「でもお願いがある。さやかには本当のこと言いたい。」
「もちろん。いいよ。
じゃあ、時間がないから、もう行くね。」
「うん。行ってらっしゃい。」
「行ってきます。」
涼太さんは出て行った。