車で戻ってきたら、夜だった。
「何食べたい?」
「味噌ラーメン。食べれる?」
「うん。ラーメン好き。」

さすがに、涼太さんは帽子を被り、目立たないようにして、ラーメンを食べた。
「美味しかったです。また、来ますね。」
店主に挨拶して店を出た。

アパートまで送ってもらった。
「ありがとうございました。楽しかったです。」
「ちょっと待って。」