初めての中学校
初めての教科
新しい友達
初めての先輩

最初は、たくさんの初めてがあった。
だから、覚えることに必死だった。

少し余裕ができた頃
それは突然襲ってきた





10月頃にだんだんと慣れてきた。
本当に些細なことだった。
授業で当てれて、間違えてしまった。
クラスの中では、頭がいいと勝手なイメージを作られていた。
間違えた瞬間クスクスと笑う人がいた。

誰でも間違うことはあるのになぜ笑われるのか分からなかった。


私がみんなのイメージと違う行動をすれば、私を無視する人がいた。

他にも私につけられた勝手なイメージで、私はたくさん傷ついた。
それでも、周りの人は変わらない。
だから、私は自分を殺すことにした。
家でも学校でも。
そうする事で、みんなが楽しむことができたから。
私が犠牲になる事で、みんなが笑顔で過ごせる。

それでも、辛いことが多かった。

部長の仕事を副部長の私が全部したり、頭がいいと勝手なイメージで、ノートを移され、間違えていれば恨まれた。

そんな時、私を否定するようなことを先生に言われた。
もうわからなくなった。

休みたいと強く思った。

でも、無理だった。
親に迷惑がかかる。
成績が悪くなる。
進路に影響する。

たくさん考えた。

でも、それ以上に辛かった。

だから、私は学校を休んだ。