「……で、今日は終わりってことでいいかしら?」 「えっ……いや……あの…。」 「社長行きましょう。あの子送ってあげないとですし。」 「そうだな。……あぁ、それとー」 社長と呼ばれた男性が3人に向かっていった。 「嗅ぎまわるなよ。真実なんて知らないほうが幸せってこともある。」 そう、冷え切った声で言われて僕らは何も言えなかった。