アパートに着いた。
『もう着いた。早いなぁ。』

「ただいま。」
「圭祐、どこ、いってたの?」
「散歩。たまたま、そこでありさちゃんに会った!」
「あっそう」
興味なさそうな感じで助かった。

「俺風呂入ったから、入れよ。」
兄が言った。
「はーい。佐々木さん、先にどうぞ。」
「ありがとう。」