『私生活なんてみられたら、嫌われる。
でも、お兄ちゃんの前で、猫かぶってもバカにされるだけ。困った。』

「お前、暇だろ!手伝え。」
「はい。」
わけわからず手伝わされた。

ある程度片付いた。
夜ご飯を作るため、買い物に行くことにした。

「買い物行ってくる。」
「圭佑の分も頼むな。」
「あっ、じゃあ、俺も行くよ。」
佐々木さんが言ってくれた。
「いいよ。圭佑は。」
「でも、俺も欲しいもんあるし。」
「行ってらっしゃーい。」
佐々木くんの車で買い物に出た。