「喜んでもらえてよかった。
 まだ、全然、趣味わかんないから、選んでもらおうと思って。」
「そうだったんですね。」
ケーキもすごく美味しかった。幸せだった。

「俺と付き合ってもらえませんか?」
「はい。嬉しいです。」
「よかった。」
まさかの出来事が多すぎて、胸がはち切れそうだった。

アパートの近くまで送ってもらった。
「この近くに、俺の友達住んでるんだあ。」
「で、今度、そこに住まわせてもらうことになった。だから、すぐ会いに行けるね。」
「ホントですね。嬉しいです。」
「俺、夏ぐらいから、親とちょっとバトって、一旦家出ようと思って。それで、連絡できなくて。」
「あー。」
「じゃあ、また。」
「おやすみなさい。」
帰って行った。

それから2回デートした。