【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

ん?まだ残っている人いたんだ。





まぁ、俺もだけど。なんか見覚えがある子だな。






ていうか、もしかして…!






「榛名ちゃん?」






「先輩...!」





やっぱり榛名ちゃんだ。だけどこんな時間に学校にいるのは珍しい。





居残り…いや、彼女は勉強面は心配ないはずだ。






だとしたら東八雲か?






依乃里が遅くまで学校にいる理由を考えていた昴は直前まで抱きしめられていることに気づいてなかった






「わっ!榛名ちゃんこんな遅くにどうしたの?」






身動きが取れない。意外に力強いな。この状況ちょっとやばいな。





誰かに見られたらまた変な噂が広まってしまう。






「榛名ちゃんここ学校」






「え?あ...!ごめんなさい。久しぶりに先輩に会えて嬉しくてつい」