【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

「ちょっといじりすぎたかな?」




「いいんじゃないか。いつも言われっぱなしだし。俺たちも教室に行って荷物取ってこようか」





「そうですね」





先に歩き始めた依乃里。昴はその手を引いて自分の方へ引き戻した。





「わっ…!ちょっと昴さん」






「さっきお預け食らったからね。ここで俺を満たしてもらうよ?」






「いや、ちょっと心の準備が…!んんっ!」







一度キスすると昴はすぐに離し、抱き寄せてじっと見つめる。







「可愛いね依乃里。これだけで顔を赤く染めるなんてこれから先、大丈夫かな?」