【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

「あ、ごめん。大丈夫か?」





「だ、大丈夫です。あれ?メガネが…」







女の子はかけていたメガネが無くってパニックになった。





依乃里が外れたメガネを見つけてその女の子に渡した。






「はい。これだよね?」






「あ、ありがとうございます…!」







「悪かった。俺が周りを見ないでいたから…。ケガ、ないか?」






八雲が手を引いてその女の子は立ち上がり、スカートの土をほろう。







「ケガはありません。こちらこそ不注意でした。ごめんなさい」






深々と頭を下げた女の子は小走りで学校を後にした。