【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

依乃里も八雲の説明に夢中になっていると、また嫉妬した昴が手を握ってきた。





「昴さ…!」






「しっ!皆に聞こえちゃう。暗いからいいだろ?」






「ちょっとなら…」





あまり動かなきゃ同級生たちにもバレはしないだろうけど、緊張して変な汗が出てきた。





「ちょっと?俺はずっと握っていたいけど」





暗闇だからって昴さん遠慮なさすぎ。暗くても顔が赤いのバレそうだよ。





『こーら!そこのカップル。イチャついてないで俺の話を聞け…!』






八雲に気づかれた依乃里はパッと手を離して昴の後ろに隠れた。






新一年生たちは八雲の視線の先にいる依乃里たちをガン見した。





「ホント、目いいなアイツ」






「びっくりした〜」