【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

「依乃里美味しい?」






「美味しいです!ここのカルボナーラはチーズの味が濃厚ですね」





「こっちも美味しいよ。食べてみる?」






「はい…!」






食べ物に目がない依乃里は八雲がいることを忘れて昴との会話を進める。






その様子を見ていた八雲は気まずくなってきていた。






「俺のこと忘れてないか?」






「忘れてないよ〜」




実際少し忘れていたけど…。ごめんね八雲くん。






「俺は完全に忘れてた」





ちょっと、昴さんはもっとオブラートに包んでよ!八雲くんが落ち込んじゃったよもう……。





「今だコイツに負けたかと思うと腹立つな……」