【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

明日は五時には起きる。




そう宣言してから九時間後。時計の針は朝の八時を指していた。





ね、寝坊したー!アラームは?!





止まってる。もしかして寝ぼけて止めちゃったの!?





先輩が迎えに来る前に、早く作っちゃお。急げ〜!!





二時間後。依乃里の家のチャイムが鳴り響いた。





ピーンポーン





「はーい。あら昴くん。待ってて、今開けるから」






依乃里の母が出て、昴を家にあげた。






キッチンで奮闘している依乃里はあまりに早い昴の到着に驚く。






えぇー!?もう昴先輩来ちゃったの!?