【完】溺愛体質の彼は私に好きと言わせてくれない

いいや。こんなことで諦めない。明日までに完成させればいいんだから。




一つくらいは綺麗で美味しそうなのが出来るよ!





「依乃里。早く寝なさい!」





現在夜の11時。テスト期間が終わっても夜遅くに作業をしている依乃里が心配になった母が寝室から出てきた。





「ママ。で、でもチョコがまだ出来てなくて…」






今日中に完成させて、朝はラッピングをする予定なの。だけど失敗続きでこんな時間になっちゃったし。





「徹夜なんてしたらまた体調崩すでしょ?明日早く起きて続きをやりなさい」





それを言われたら弱い。身体のことは自分がよく知っているからこればっかりは逆らえない。




「はーい」





昴先輩もこの前風邪ひいてたし。






私が体調を崩しちゃったらまた先輩と楽しい時間が過ごせなくなる。ここは我慢するしかない。