高田さんに送られアパートへ帰った私は、一番にシャワーを浴びる。嫌な記憶を消し去りたくて、時間をかけ全身をくまなく洗った。
バスルームから出ると、リビングに居るはずのないリュウの姿が目に飛び込む。
今夜は自宅のマンションへ帰ると聞いていたはずだから私の部屋に居るわけがない。けれど、リビングで横になり寛いでいる様子のリュウが居る。
リュウに会いたい気持ちが強すぎて、幻覚を見ているのではないかと両目を擦ってみる。けれど何度目を擦ろうとも目の前に居るリュウは消えなくて。
しかも突っ立っている私に気付くと、見上げながら笑顔を向けたのだ。
「あ、もう風呂出たんだ?」
「うん。……じゃなくて、どうして居るの?」
「予定変更。優羽に会いたくてマンションに帰らずに来ちゃった」
驚く私にリュウは右手を向け胸元辺りで「おいでおいで」と手招きするから。その手招きに導かれるように、一歩ずつリュウに近づく。
あと一歩というところで、私は両手を大きく広げたリュウの胸に飛び込んだ。
ギュッと抱きしめられ、無条件に安心できるのは。やっぱりリュウの腕の中だけ。
再確認した私はリュウから離れないように背中に腕を回すと、爽やかな香りに包み込まれた。
バスルームから出ると、リビングに居るはずのないリュウの姿が目に飛び込む。
今夜は自宅のマンションへ帰ると聞いていたはずだから私の部屋に居るわけがない。けれど、リビングで横になり寛いでいる様子のリュウが居る。
リュウに会いたい気持ちが強すぎて、幻覚を見ているのではないかと両目を擦ってみる。けれど何度目を擦ろうとも目の前に居るリュウは消えなくて。
しかも突っ立っている私に気付くと、見上げながら笑顔を向けたのだ。
「あ、もう風呂出たんだ?」
「うん。……じゃなくて、どうして居るの?」
「予定変更。優羽に会いたくてマンションに帰らずに来ちゃった」
驚く私にリュウは右手を向け胸元辺りで「おいでおいで」と手招きするから。その手招きに導かれるように、一歩ずつリュウに近づく。
あと一歩というところで、私は両手を大きく広げたリュウの胸に飛び込んだ。
ギュッと抱きしめられ、無条件に安心できるのは。やっぱりリュウの腕の中だけ。
再確認した私はリュウから離れないように背中に腕を回すと、爽やかな香りに包み込まれた。



