「とにかく、もしあたしがそのイケメンと上手くいったら、志乃と亜耶にも誰か紹介するからさっ」
「うん!そうだねっ、サキ頑張ってね!」
「頑張って!」
あたしと志乃は後日紹介してもらうためにとりあえずサキを応援する事にした
翌日――――
「「どうだった??」」
あたしと志乃の問いに
サキからはブイサインが返ってきた
「「やったぁ!!」」
志乃と手を取り教室でピョンピョン跳ねる
近くに座っていた男の子が迷惑そうに席を立った
「で?イケメンだったの?」
「付き合ったの?」
「歳は?」
「学生?社会人?」
あたしと志乃の質問攻めにサキは苦笑いしながら
「ちょっと、落ちついてよ!ちゃんと話すから!」

