とりあえず、宮田の目から逃れて体育館の隅に行きサキを問いただす
「イケメンを紹介してもらうって?何?どうゆうこと?」
あたし達は3人とも彼氏がいない
なのに、そのうちの一人に彼氏が出来るかもしれないのは緊急事態だ!
「だからぁ〜あたしの地元の友達の知り合いらしくて、何かかなりのイケメンだって言うから、会ってみることにしたの」
「はぁぁいいなぁ〜イケメン…」
志乃は思いっきりため息をついた
「イケメンかぁ…」
あたしも恋をするならイケメンがいいなぁ
まだ初恋も未経験のあたしはまだ見ぬ未来のイケメンに思いを馳せる
「ちょっと!亜耶が紹介してもらうんじゃないんだよ!」
うっとりと妄想していたあたしを志乃が現実に引き戻す
「わかってるよ〜」

