「あるよ。」
「どんな人?」
「う〜ん…背が高くって、巻き髪で、スタイル良くってすっげぇ美人」
「それ聞いただけであたしかなりへこむんだけど…」
「それが現実だよ。だから傷の浅いうちに諦めろって!」
陸はあたしの頭をポンポンと軽く叩くとビールを取りに行った
陸の背中を見送りながらリビングの入り口を見るとさっきまでいたはずの丈流くんとナミがいなかった
あれ?
あたしはキョロキョロと周りを見渡した
「亜耶ちゃん…丈流さんとナミ、2階に行ったらしいよ…」
理由は…聞かないでもわかる
イヤ…丈流くん…
あたしはたまらなくなり、外に出た
夏の陽射しは長い…
もうすぐ7時になるというのにまだ外は少し明るかった

