夏の風



シンくんの家は電車で一駅だった 


『次は〜…………』


「あぁっ!もう降りるの〜せっかく涼んでたのに〜」


電車の中はクーラーガンガンで、汗がスーッと引いていく感じがした 


「ほらっ!モタモタしてると置いてくよ!」


「あっ!待ってよ志乃〜」


「もう、本当にあんたは手が掛かるんだからっ!」


「サキ〜!志乃怖いよ〜」


「志乃は亜耶にキツイよね〜まぁ、それも愛だよ!頑張れ亜耶!」


「そうなの〜?」


あたし達はまた暑い中、シンくんの家までひたすら歩いた