「ハァ…ハァ…ここまで…来れば大丈夫だよ…」
「うん…少しやすも…ハァ…」
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「ちよっと…亜耶…大丈夫?あんた…体力なさすぎっ」
「…ごめっ…志乃…ハァ…」
「まぁ…亜耶にしては…頑張ったんじゃない…?」
サキが背中をさすってくれてだいぶ落ち着いてきた
「ありがとう…サキ…」
「でもさぁ…追いかけてきたの誰だった?」
志乃はすっかり、呼吸も整い腕組みしながら追いかけてきた先生が誰だったか考えている
「わかんない…一度も振り返らなかったし」
サキもあたしももちろん、わかるわけがない
「でもさ、あの声、あの執着心からして…生活指導の大山じゃない?」
「そうかも!!」
バシッ!
「サスガ志乃!」
サキがさすっていたあたしの背中を勢い良く叩いた
「サキ、いた〜い!!」
「あっ!つい…ゴメン亜耶」
サキはキレイな顔を歪めながらあたしの背中を再びさすった

