夏の風



あたしは真っ暗な夜道を陽斗の背中を見ながら進んだ



トイレの前で陽斗と別れあたしは女子トイレに入った


トイレの中も薄暗く何か出てきそうで、あたしは急いで外に出た


少し離れた所で陽斗がタバコを吸いながら立っている



「ありがとう!待っててくれたの?」



「うん…まぁな」


陽斗からはメンソールのタバコの匂いがした



「よかったぁ〜!本当にこのトイレ怖いんだもん!」



あたしがバンガローに向かって歩き出そうとすると


「亜耶…少し歩かねー?」


と陽斗が言ってきた


「うん…いいけど」



あたしはまた陽斗の背中を見ながら進んだ