夏の風



あたしは外の空気が吸いたくなり、


「ちょっと、トイレ行ってくる!」


と言って、外へ出た



外は想像以上に寒く、しかも真っ暗


トイレはバンガローからしばらく歩いた所にある


怖いけど仕方ない!と意を決し一歩踏み出したとき


「あれ?亜耶、便所?」


振り返ると陽斗がいた



「うん…何か真っ暗で怖くてさ…」


「何だよ、行くとき言えば一緒に行ってやるのに」



「えぇっ?本当に?」



「とりあえず、俺も今便所!
ホラッ、行くぞ!」



「あっ…待ってよ!」