サキの彼氏のシンくんの家の前には何だか大きなバイクが沢山止まっていた 「きっともう飲み会始まってるよ〜」 サキはニコニコしながら玄関のドアを開けた 「シン〜!!」 サキの声にシンくんらしき人が出てきた 「よぉ!いらっしゃ〜い!」 シンくんはあまり背は高くなかったけど茶髪のロン毛で派手な感じがサキと合ってる気がした 「シンくん、別にイケメンじゃないじゃんね?」 志乃がこそっとあたしの耳元で囁いた 確かに… あたしは返事する代わりに志乃を見てクスッと笑った