「でもさ、何百人てスタッフがいるんだからそんな大金は出せないんじゃない?」


絵里のもっともな意見にあたしは頷きながら、バックの中にある携帯に手を伸ばす 



メールだ…


サキ? 


【亜耶、急なんだけど今日シンの家来れないかな?
ど〜しても来てほしいの!!駅まで迎えに行くから、必ず連絡してね☆】



ど〜してもって…


でも、丈流くんに会いたい 


丈流くんは来るのかな? 


あたしはサキに返事をした 


【今バイト終わったから行けるけど…丈流くんは来る?】



そしてサキからの返事は驚くほど早くきた 



【良かったぁ〜☆じゃ、誰か駅まで迎えに行かせるね♪】 


丈流くんのこと書いてないじゃん


ど〜しよ…行って平気かな?