みぽりんがこちらをじっと見つめるので、私は少し考えた。
…もしみぽりんにユキちゃんの話をしたらどうなるだろう。
展開によっては、みぽりんやユキちゃんと今後更に気まずくなるかもしれない。
でも、
ユキちゃんとはもうまともに会うこともないかもしれないし、
それなら思い切って話してみようか…?
私はみぽりんの目を見ると、覚悟を決めて口を開いた。
「じゃあ言わせてもらいますけど…、あの…、先生は香田幸男さんとお付き合いされてるんですよね…?」
「え…?」
私の言葉に、みぽりんの表情が固まった。
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