私は思わず彼らの後をつけてみたくなった。
…けど、
一歩踏み出したところですぐにバスがやって来たので、私はそれをあきらめざるを得なかった。
その晩。
私はまた眠れない夜を迎えていた。
ユキちゃんに彼女がいることを知ったショックより、
みぽりんの秘密をいっぱい知ってしまったことに私はかなり動揺していた。
…またみぽりんの顔をまともに見れないような気がする。
何か学校に行きづらいや…。
ふとんをかぶって横になっていると、
心だけでなくあそこもヒリヒリ痛んで、私は再び恭平さんをうらむことになった。
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