幼稚園時代、
夕方私がひとり家の前で遊んでいると、学校帰りのユキちゃんが必ず声をかけてくれて、
一緒に自転車に乗ったり、しゃぼん玉をしたり、冬には雪だるまを作ったりして遊んでくれた。
そんな時間が楽しくて嬉しくて、
気づいたら私はすぐユキちゃんを好きになっていたんだ。
さすがのユキちゃんも大学に入る頃には私と遊んでくれなくなったけど、会えば必ず声をかけてくれて、
私にとって彼が心の支えであることに変わりはなかった。
よくよく考えるとこれが私の初恋で、
幼稚園の頃からもう10年以上彼に片思いしてることになる。
誰かが言ってた『初恋は実らない』って言葉がひっかかって、
告白する勇気は未だに出てこないんだけどね…(泣)。

