そしてもうひとつ。
「人は好きな人のためにどれほど自分を犠牲にすることができるのか?」というテーマについてですが、
私は昔、「これぞ初恋!彼こそ運命の人!」と思えるほど好きだった人の状況や願いを受け入れることができなくて、結局振られてしまったということがありました(泣)。
その経験から、恭平には好きになった志保の幸せを1番に考えさせ、ユキちゃんには他人の子の親になるという犠牲を負わせることにしたのですが、
このように私は、好きな人のためならある程度の犠牲や我慢も場合によっては必要なのではないかと思うわけです。
相手の幸せが自分の幸せというか…。
そんなことを言うと負け惜しみっぽく聞こえたり、自分が身を引くことになったりするのかもしれませんが、それならそれでいいんです。
それで相手が笑ってくれるのならね…。
まあ、こういう考え方にも賛否両論あるかと思いますので
(自分も相手も心から幸せになれなければ意味がないんじゃないの?とかね)
よかったら皆さんのご意見も感想ノートなどで聞かせてください。
また今後作品を書く上での参考にさせていただきます。

