12月26日
午後、買い物に行こうとしたら、道でバッタリ志保ちゃんに会う。
せっかくなので買い物に付き合ってもらって、金末さんのお店で一緒にお茶を飲んだ。
そのとき志保ちゃんから、恭平の子を妊娠しているのは事実だけど、本当は他に好きな人がいて、産もうかどうか決めかねているという話を聞いた。
どおりで様子がおかしいはずだ。
私は彼女に、赤ちゃんを産む産まないはあなたの好きにすればいい、先の長い人生を一時の気の迷いで棒に振ったらもったいない、などとアドバイスした。
彼女がどう思ったかはわからないけど、それが私の本心だ。
志保ちゃんが嫁に来てくれなければ、恭平が悲しむのは明らかだろう。
でも、これは志保ちゃん自身の問題で、私達に彼女の未来をつぶす権利はないのだ。
残念だけど。

