「すみません、なかなか部活に出れなくて…」 とりあえずみぽりんに謝る。 「それはいいけど、あんたきのう香田くんと一緒に病院に行ったんでしょ…?どうだったの…?」 私にマグカップを手渡しながらみぽりんが言った。 「私もそれが聞きたくて、部活が終わってからずっと待ってたんだよ…?」 ストーブに手をかざしながらキーコが言った。 ふたりとも私とユキちゃんの展開が気になってたみたいだ。 「それが…」 私はふたりにきのうあったことを全部話した。