「俺も子どもの様子見てみたいしさ」




うそ…。


それはちょっと困るよ…。




だって、


お腹の子はユキちゃんの子じゃないんだよ…?



恭平さんの子なんだよ…?




「そんな…、仕事休ませることになるしいいよ…」




私は何とか断ろうとしたけど、




「いーの、いーの。どうせ休みなんていっぱい余ってるんだから…。ついでだから病院の帰りにどっか飯でも食べに行こう…?予約入れとくからさ」




ユキちゃんはそう言って、一緒に病院に行くと言い張った。






…私が恐れていたことはこうして私の想像とは全く違う形でやって来て、




私達の関係が壊れちゃうのも、あとは時間の問題だった。